4日目「寒い季節は」(ΦωΦ)
二年生の冬。
物理基礎の授業での自由時間。
「〇〇、いい彼女作るんだよ~。」
何気なく呟いた言葉に、俺は胸が強く締め付けられました。
やっぱり君は、Mのことが好きなんだね・・。
彼女に失恋したのは、一度だけじゃありませんでした。
やり場のない思いを、どうしたらいいのかがわからない。
虚無的な春休みを過ごした後、あの幸せが舞い込んできました。
昨日の話の続きです。
朝礼の時も、授業の時も、終礼の時も、放課後も、大好きな人は隣にいました。
ペアワークをしたり、ばかみたいな冗談を言って笑いあったり。
春みたいな高三の1学期(実際に春でした)。
二人は付き合っているわけではないけれど、この関係と時間が永遠に続けばいいのに。
そう思っていました。
ちょうど衣替えをした季節。ある日、学校から帰宅した俺は、一日の疲れでふと眠ってしまった。22時ごろに目が覚め、何気なく携帯を開くと、彼女からの不在着信がありました。
連絡はたくさんしていたけれど、電話をしたことはありません(前日に誤操作で間違い電話をしてしまったけどすぐに消した)。
「もしもし・・」
「ごめん!昨日〇〇がいたずら電話かけてきたから仕返し!」
「なんだよそれ。」
「あとね、私、〇〇のこと好きらしいよ!」
その瞬間、体中が熱くなったのを感じました。今まで抱えてきた悲しみがすべて身体から抜けていきました。
遠回しな言い方が可愛くて。俺は涙を流していました。
「えっ!?」
「言いたかっただけ!だから気にしないで!」
「返事は、明日言うから・・。」
「いいの!大丈夫だから!」
「ううん。言わせて。」
次の日、いつもみたいにおはようを言ったけれど、授業中もなんだかぎこちない。
数学の授業が終わった時に、俺は彼女に言いました。
「昼休みに・・教室そばの階段に。」
俺は4時間目の体育を休みました。保健室で熱を測ると、37.4℃ありました。
階段に集まると、人の声が聞こえてきました。
俺たちは避難するように、二年の時に物理基礎を受けていた教室に入りました。
一つの机を挟んで、俺たちは椅子に座りました。ここなら誰にも見えない。
「僕も・・ずっと好きだった。」
ずっとなんてもんじゃない。好きなんて言葉じゃ言い尽くせないほど、俺は彼女の事を愛していました。
「嬉しい・・。」
俺たちは机の上で、自然と手を繋いでいました。
今まで生きててよかった。彼女に出会えて本当に良かった。彼女を好きになって良かった。
「デートとかしようね。」
勇気を出して言った言葉に、彼女は笑顔で返事をしてくれました。
・・。
ごめんなさい。また脱線しすぎました。
明日も書くので良かったら読んでやってください。失恋話なのに、これじゃただの惚気話だ。
はい。今日はちゃんと夜に料理をしましたよ。
昼は昨日言ったようにサイゼリヤ・・に行きたかったのに流れで丸亀製麺になりました。初めて行きました。
この店、初めて入りました。
初めて入って選ぶメニューじゃないかもだけど、ノリです。
感想としては、麺が美味しいのもそうなんだけど、天かすって最強ですね。
天ぷらの美味しい部分が、無料なんですよ。
いつもバイト先でもうどん用に作るんですが、これ食べる人いるんかなーって思ってました。
考え方が変わりましたね。
えっと、文化祭の準備も何とか終わりました。
ワッフルアイスを作るんですが、はたしてこの季節に売れるでしょうか。
サークルの模擬店代表になったので、責任が・・。
そして、夜は鍋を作りました。
どうでしょう!?
なかなかじゃない・・すか?
地元で一番好きな鍋です。母もよく作ってくれたので、真似して作りました。
とり野菜みそ。白菜。人参。ねぎ。しめじ。えのき。木綿豆腐。鶏もも肉。
あとよく皆が言ってる言葉の意味を実感しました。鍋は本当にすぐにできるんですね。
味は今まで食べていたものと同じでした。美味い!
昨日の話と少し被るんですが、みなさんは鍋やおでんの汁って飲みますか?
俺はあまり得意じゃないんですが、妹や祖母はあえて汁だけ飲んだり、ご飯を入れて新たな食べ方をします。
これってする人のほうが多数派なのでしょうか?
でも、俺は逆に汁少なめで具が大好きなので、うちでの鍋はいつもちょうどいいバランスで減ってくれます(笑)